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Summary of Thinking and Knowledge

起業5年目で破産しかかった僕が、『起業に失敗しないための心構え』を30個書いてみる

ビジネス


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起業まもない頃、事業がうまくいかず、希望を失い、家族の存在を忘れ、自分などどうなってもいいやとヤケクソになった時期があった。今から思えばまるで博打のような起業。起業前に「自分なら必ず成功できる」といった根拠のない妄想が僕の心を支配していたのです。


案の定、起業5年目で倒産の危機。倒産を回避するため事業規模を大幅に縮小。今では事業意欲も程良く擦り切れて、毎日楽しく過ごしている。


起業って本当にギャンブルみたいなもので、うまく行くときもあれば、そうでない場合も多々ある。正直、起業するよりも継続していく方が何倍も難しい。


世間では1円起業だとか何とか言ってるけど、僕にはそういった「事業なんてカンタンに起こせる!」みたいな風潮が好きではないというか恐ろしい。


脱サラして起業しようとしている人に、起業は多くのリスクをはらんでいることを知ってほしい。


では、起業して20年以上の僕が、これまでの苦い経験をもとに、起業する前に絶対に知っていてほしいことを思い付くまま30個書き出してみたい。


起業に失敗しないための心構え30カ条

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1.起業時は嫁の了解を得る

嫁の起業への理解、そして後押しが絶対に必要。嫁は最強のパートナーです。

2.自分がよく知っていることで勝負せよ

自分がよく知っていることで勝負をかけることが大切。多くの独立希望者は、起業というと「まだ誰もやってないスゴイことをしなきゃ!」と意気込む傾向がある。実はそれ、失敗のもと。

3.今の時代、自宅で起業もアリ

可能なら自宅で起業する。電話代行サービスを使えば自宅に事務所を置いても商いは成り立つ。自宅が無理ならバーチャルオフィスや設備の整ったレンタルオフィスという手もある。起業時は可能な限り節約に徹するよう心掛ける。一等地でドカンと起業!なんて30数年前のバブルのお話。

4.起業資金は自力で貯めよ

お金の価値や尊さを知るために、起業のための資金は自分で貯めることが大切。今の時代、自己資金を300万円ほど貯めれる人でないと事業はうまくいかない。コツコツ積み上げる習慣を身に付けた人でないと起業しても長くは続かない。

5.起業セミナーは、ほどほどに

起業や経営においては、多くの先生方が本やセミナーでノウハウを指南されているが、実際に実行できる人はほんの一握り。セミナーで知識を頭に詰め込んだら即実行!これを肝に銘じるべし!!

6.どれだけ稼いでも半分は税金

稼いでも稼いでも半分は税金で持って行かれる。残ったお金が自分のもの。

7.税金対策は儲かってからのお話

税金対策は儲かってからのお話。まずは儲けることが先。

8.売上を直接財布に入れてはいけない

日々の売上を直接財布に入れると、金銭感覚が麻痺する。大きな気分になって使ってしまうからだ。売上は銀行に必ず入金し、計画を立てて使うこと。

9.インターネットバンキングを使え

僕が今振り込みに使っているのは「住信SBIネット銀行」。毎月15社までなら振込手数料が必要ない。振込先が10社ほどあれば、水道代くらいは確実に浮いてくる。足を運んで、わざわざ最寄りの都銀や地銀を儲けさす必要はない。

10.数字の裏付けを取る習慣

なぜ商品が売れたのか、なぜ損失が出たのか、お金の大小に関わらず数字の裏付けを取る習慣を身に付けることが大切。

11.儲かれば儲かるほど地味に(見栄を張らない)

起業して順調に業績をあげている過程で見栄は禁物。「見栄=浪費」。よくあるパターンが高級車や時計などのアクセサリー。儲かれば儲かるほど地味に。日本ではその方がうまくいく。

12.成功者は誰に対しても謙虚

もの静かで、内気で、恥ずかしがり屋の人でも成功している人はいくらでもいる。また、その逆で外向的で何事にも積極的な人にも成功者はたくさんいる。一見全く違うタイプに見えるが、双方に共通していえる点が一つある。それは個人として誰に対しても謙虚さを持ち合わせていることだ。

13.ビジネスの「仕組み」と事業への「想い」

利益を生む、とても優れた仕組みやビジネスモデルであっても、根っこの部分に事業への想いがなければいけない。仕組みと想いはビジネスの両輪なのだ。

14.お金は身内に借りてはいけない

お金は身内に借りてはいけない。経営リスクを身内におわしてはいけない。自分の貯金からお金は調達する。貯金がなければ公的金融機関を使う。まずは、100%政府出資の「日本政策金融公庫」をあたれ。

15.過去の成功体験にしがみついてはいけない

過去の成功体験にしがみついて、全く同じ戦略&戦術で事業を進めると、多くの場合失敗する。

16.一発逆転を狙うな

業績が悪い時に、一発逆転を狙っていきなり新しいビジネスに手を出してはいけない。もう一度、今の商売を軌道に乗せるために戦略を練る。時間を割くのだ。あなたと同じ商売をして儲けている経営者は他にいくらでもいる。

17.専門家に相談して解決策を得よ

経営に行き詰まった時は、目の前の現実を直視することが大切。決して逃げてはいけない。一人で答えが出なければ、利害関係のある同業者ではなく、その道の専門家に相談すること。

18.お客様の立場に立ち続けよ

お客様の立場に立てていないビジネスが、長期的に成長し続けることはない。経営者の勉強以上にお客様の勉強をすることが大切。

19.落ち着いたら終わる

事業の大小に関わらず、どんな経営者でも新しい商品(ものやサービス)を創り出そうと必死になってる。だから、とりあえず現状維持しとこ!的な考えでは競争社会では自殺行為。

20.ダメになったとき誰も助けてくれない

事業が計画通りに進まなかったとき、資金がショートしたとき、誰もあなたを助けてくれない。というか助けを求めるときは終わりの時だと思って、決死の覚悟で起業しなければならない。

21.絶対に逃げない

集客のこと、顧客維持のこと、お金のこと、困難には真正面から取り組む。あとまわしにしてはいけない。また、仕事において一目散に逃げた方がいい敵はほとんどいない。

22.クレームは速攻でつぶす

お客様からの苦情は誠意をもって速攻で対応する。一秒でも早い方が良い。お客様から「誠意を見せろ」と言われるのは、起業家として愚の骨頂。

23.経営者に失業保険はない

廃業しても経営者には失業保険はない。金銭的にあなた自身やあなたの家族を守ってはくれる人はいないのだ。

24.クラウドソーシングで一時的に稼ぐ

事業が軌道にのるまで、クラウドソーシングで稼ぐ手もある。本気であれば日給3,000円〜10,000円ほどの仕事が見つかる。毎月の水道光熱費程度なら簡単に稼げるはずだ。おすすめは「クラウドワークス」と「シュフティ」。(「クラウドソーシング」とは狭義では不特定多数の人に業務を委託するという新しい雇用形態を指す)

25.石の上にも三年

起業するからには、まずスタートダッシュを成功させなければならない。そして一日も早く落ち着いて3年後を見据えた事業計画を立てることができるようにすること。

26.女には手を出すな(浮気はするな)

酒とタバコはまだしも、女には手を出してはいけない。事業も家庭も崩壊する。

27.組織は一人前になってから作る

類は友を呼ぶ。一人前になる前に組織を作ると一人前でない者ばかりが集う。

「類は友を呼ぶ」の意味:自分の今のレベルや程度に、ちょうどお似合いの人が群れてくるということ。


28.倒産は人生の終わりではない

倒産したからといって命を取られるわけではない。自暴自棄になって夜逃げなんてしちゃいけない。破産して全てを清算し、また一から人生をやり直せばいい。サラリーマンに戻るのも良し、経営者に戻るのも良し。

29.決まった報酬を決まった日に取る

家に持って帰るお金を後回しにしてはいけない。残ったお金を家に持って帰るといった感覚でマネージメントする癖がつくと、いつまで経っても生活が安定しない。決まった報酬を決まった日に取ることが大切。

30.経営に行き詰まったら家族との時間を増やす

経営に行き詰まったら職場にこもるのではなく、妻と子供たちのそばで過ごす時間を増やす。妻や子供たちの笑顔が仕事への意欲を掻き立てる。

おわりに

なんかつらつら偉そうなことを書いたが、これは起業して23年目の正直な思い。もう少し時間をかければ、まだまだ書けるが、今回はこのくらいにしておきたい。


起業は人生を良くも悪くも大きく変える。だから勢いだけで起業してはいけない。慎重を期すのだ。起業して大きな富を築き上げる人もいれば、僕のようにサラリーマン時代にちょっと毛の生えたレベルの者もいる。


結局は自分の能力を知り、自分の身の丈に合った経営を進めて行くことが、起業で失敗しない最も合理的な方法かもしれない。





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